
FEG藤枝プロジェクトで
市の女性職員や外部関係者など
15~20人に参加してもらい、
内輪での試飲・試食会を開催。
真味屋さんは、鹿肉料理3種を披露。
ただ料理を並べて食べてもらうだけではなく
ブランドロゴマークやパッケージも一緒に展示し、
どんなコンセプトで、どんな人たちを
ターゲットにした商品かを説明し、
理解してもらった上で意見や感想を
述べていただきます。
味の好き嫌いは個人の好みですが、
ビジネスとしてどう感じるかを
聞くのが目的です。
ブランドロゴやパッケージも見てもらい
コンセプトやターゲットを理解してもらった上での試食会
参加者からは、
「あまりジビエをおいしいと思わなかったが、
これはおいしい」
「普段食べているものとは比べ物にならない」
「鹿肉が好きになった」
「商品化が待ち遠しい」などのご意見が。
自分の嗜好の感想が多く、
ビジネスとしての可能性にまで
あまりご意見が及ばなかったのは残念でしたが、
新規獲得につながる手ごたえを感じました。
新しいジビエブランドということでメディアも取材に
本日は、真味屋さんがフレンチレストランのシェフと
開発したという3種のソースのベニソンブレゼ(蒸し煮)を
試食しました。
トマトとバジルソースなど3種類のベニソンブレゼ
鹿肉というだけでもチャレンジなのに
さらに今回はレトルトではなく、
精肉とソースを入れた袋を
レンジでチンするだけで調理できる、
特殊な加圧調理袋を使う点が特長。
なので味だけでなく、食感、肉の厚さ、
火の通り、ソースのとろみ具合など
細部まで吟味。
この結果をフィードバックし、
FEG藤枝プロジェクトで行う2月の試食会と
3月の報告会に向け、さらなる見直し改善に
取り組んでいただきます。
FEG藤枝プロジェクトの集合研修。
各社の事業コンセプトや方向性が決まってきたため
プロデューサーの望月が、
3社の事業ブランドと
商品ブランドのアイデンティティおよび
パッケージを提案させていただきました。
テーブルにズラリと並べて、
ひとつひとつ説明しながら
ブランドの役割、意義を再確認。
真味屋さんの事業ブランド名は
「MOMIJI-BOTAN」。
古くから鹿肉は紅葉、猪肉は牡丹と
呼ばれてきたことに由来し、
半養殖の輸入物ではない
日本の天然のジビエという
意味を込めたネーミングで、
ロゴマークも日本的な情緒が
ありながらモダンなデザイン。
弊社が展開する
「Natural Japan GIBIERプロジェクト」
で生まれたブランド第一号です。
真味屋さんも気に入ってくれたようで、
今後、このネーミングとロゴマークで
新しい上質なジビエブランドを展開していきます。
真味屋さんと今後、
ブランド展開を図るにあたり
どんな商品ラインナップを
揃えるかのジビエ戦略会議。
牛肉をbeef、豚肉をporkと呼ぶように
鹿肉はVenison(ベニソン)と呼びます。
そこでベニソンバーガー、ベニソンブレゼ、
ローストベニソン、スープ、ソーセージなど
作れそうなメニューを考案。
実際に販売するかは後で検討するとして、
まずは理想のブランドと商品を創り、
この中から3種類を3月に開催する報告会で
お披露目することを目指します。
理想の商品開発に取り組みます
FEG藤枝プロジェクトの集合研修。
ジビエを食べなれない人にも
「鹿肉ってけっこういいね」と思ってもらうには、
最上の鹿肉料理が食べられるお店へ提供し、
鹿肉ファン作りにまず取り組むこと。
同時に、このすばらしい鹿肉は
「真味屋の鹿肉」と記憶してもらう
ブランディングを展開する。
売場も、日常品を売るスーパーではなく
ブランド力を高められる売場を設定すること、
などをアドバイス。
戦略会議の後は、持ち寄った試作品を
みんなで試食しました。
真味屋さんは鹿肉のブレゼ(蒸し煮)や
アヒージョ、ソーセージなどを持参。
「どれもおいしいけど全部甘辛系の
似たような味に感じるため、
もっと味の違いを出した方がいい」
など意見を出し合い、次の改善につなげます。
鹿のブレゼや猪のソーセージを試食
真味屋さんとのジビエ戦略会議。
新しい商品、馴染みのない商品の場合、
その魅力や楽しみ方を知らせる
啓蒙活動から始める必要があります。
特にジビエは、臭いがある、硬い、
などの先入観があったり、
食わず嫌いだったりするため、
お手本となるおいしい料理を食べてもらう
ことから始めなければいけません。
しかし、どんなにすばらしい精肉も、
調理方法が悪ければ台無しです。
V.W.STORKスタッフが作った鹿肉料理
そこで、精肉とソースを袋に入れて
レンジで加熱することで加圧調理ができる
特殊な袋を使い、ご家庭で簡単においしい
鹿肉料理を食べられる製品開発を目指すことに
なりました。
レトルトではないので、
味が染み過ぎたり煮過ぎたりせず
調理したての味を楽しめます。
どんな料理を目指すか、レシピ開発が始まります。
加圧調理でかんたんにおいしい鹿肉が味わえる商品を目指します
FEG藤枝プロジェクトの集合研修。
共に参加されている緑茶関係の
2社と戦略会議を行いました。
弊社が用意した鹿肉産業の市場調査分析の資料を基に、
産業ライフサイクル、ブランドメーカーや
ショップビジネスはどうなっているか、
消費者イメージはどうかなどの現状把握と
課題分析を情報共有。
鹿肉産業の市場調査分析レポート
お茶屋さんには関係ないのでは?と
思うかもしれませんが、
既成概念に囚われた自分の産業を見るより
他産業を見ることで勉強になったり
新しい発見があったりするもの。
特に今回の支援は、参加企業同士が
技術やノウハウを出し合い
協力して新商品、新ブランド開発に
取り組むことを目的としているため、
互いの産業を知ることに意味があります。
そして本日の会議で、
製茶問屋である松田商店さんが
自社商品開発だけでなく、
鹿肉に合うブレンド緑茶の開発に
取り組んでくれることになりました。
